日本の伝統的な文様、和柄に込められた意味
和柄には日本伝統の縁起のいい柄=『吉祥紋・吉祥文様』というのがあります。
古い物では平安時代より様々な文化の影響を受け独自の紋様に変化していったものもあります。
吉祥紋は健康や安全、開運や繁栄などの良い意味を込められたもので、弦を担ぐ意味合いの物や、縁起のいい動物などを模してデザインとして取り入れています。
お祝い事や節目などにおすすめの縁起のいい柄、吉祥紋を覚えておいて損はないですよ!
代表的な和柄・吉祥紋
*七宝
七宝は七種の宝の事を指し、金・銀・瑠璃(るり)・玻璃(はり)・シャコ・珊瑚・瑪瑙(めのう)のこと。輪が交差し四方に交差してゆく連続紋様。円満の意味が込められた紋様で、輪が繋がる様子からご縁を願う柄。
結婚などのお祝い事にも向いています。
*青海波
半円を連続させ波を表した紋。
穏やかに広がる波に未来永劫続く平穏を願う紋様です。
穏やかな日々が続く様にと古くから良いものとされています。
*松紋・老松
松は樹齢もながく、古くから神の宿る樹として不老長寿のシンボルとされてきました。
松竹梅では最初に来るおめでたい木で、常緑の為冬の厳しい寒さでも力強く生きるその生命力に力強さを感じます。
また、祭るなどの語源になっているとされていたりとても馴染みがある木ではないでしょうか。
*矢羽・矢絣(やがすり)
弓で射た矢は戻らないことから『出戻らない』の意味を込めて、嫁入りの支度に矢絣の着物を持たせたりしたと言います。真っ直ぐに進む事などから縁起柄とされています。
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水引きストラップ
梅結びの水引には、
堅く結ばれて解けないことから『絆』だけでなく長い冬を超えて春に咲くことから『運命の向上』を意味する縁起のいいものになります。また魔除の意味合いもあります。