日本に古くから伝わる組紐の文化とその魅力
■組紐とは
■種類
■組紐を使ったアイテム
■作り方
組紐とは
糸が斜めに交差し組まれていくため、他のヒモに比べると紐自体に伸縮性があります。
強すぎず、弱すぎず締めることができるため、昔から武具や着物などに利用される事が多く、
飾り的な意味合いや、実用的な使い方まで幅広く使用されてきました。
近年では着物を着る機会も少なくなりこれまでとは違った用途に使われる機会も増えてまいりました。
紐を組む文化は世界の至る所で見られますが、国や地域によって用途は様々です。
日本の組紐では日本らしい模様などが取り入れられることが多くその美しい模様から外国の方々にも人気があります。
組紐の種類
組紐には様々な組方があります。大きく分けて以下の組み方に分かれます。
角打ち・角組:
かくうち・かくぐみ と呼ばれます。
断面が正方形になる組方
平打ち・平組:
ひらうち・ひらぐみ と呼ばれます。
断面が平べったい組方
丸打ち・丸組:
まるうち・まるぐみ と呼ばれます。
断面が丸になる組方
結び方やその意味
組紐にはいろいろな結び方があります、ここではその結び方の種類や、意味について触れていきます。
二重叶え結び
お守りによく見られる組紐です。
表は『口』裏は『十』と見えることから『叶え』を連想させたことが由来とされ、
縁起がよく、願いが叶えられると言われています。
菊結び
その名の通り結んだ形が菊の花に似ていることからついた名前の結び方、
古来『菊』は延命長寿の生薬とされておりそのげんを担いで縁起のいい結びとされています。
髪飾りのアクセントや今でいうアクセサリーの様な利用をされる飾り結びの一つです。
組紐を使ったアイテム
組紐ネックレス
叶え結びお守り
組紐ブレスレット
組紐メガネストラップ